決算上方修正、増配を発表したビックカメラ(3048)は買いか?

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1株投資
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どうも、ネット購入が多いですが、何だかんだ店舗に行きがちな私(Twitter)です。

皆さんは、どこの家電量販店を利用されていますか?

ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、エディオン、ケーズデンキ、上新電機、コジマ、ノジマ、ベスト電器etc.

むちゃくちゃ多いですね、家電量販店、、笑

地域毎に強い企業もあると思うので、この中にもない電気屋の可能性もありますが、上記が代表企業だと思います。

私は、今回コロナ禍でビックカメラの株価も3月ごろに下がっていたので、購入しました。

主に株主優待の長期保有が狙いでした。

最近では、子会社コジマの好調による業績の上方修正や来季の増配、2021年8月期の増配発表とポジティブなニュースも出てきています。

そんなビックカメラについて、株主優待の良さ、買い時、今後の業績等について銘柄分析をしていきたいと思います。

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ライバル企業(同業他社)について

家電量販店は同業他社がとても多いイメージです。

なんとなく、ドラッグストアと感じが似ているなと思っています。

家電量販店の売り上げ別のランキングは以下になります。

<家電量販店売り上げランキング>(2019年)※単体ベース

1位.ヤマダ電機 1,396,451 (単位:百万円)

2位.エディオン(連結) 718,638 (単位:百万円)

3位.ヨドバシカメラ 653,000 (単位:百万円)

4位.ケーズHD 575,728 (単位:百万円)

5位.ビックカメラ 487,523 (単位:百万円)

6位.上新電機 399,302 (単位:百万円)

7位.コジマ 246,391 (単位:百万円)

8位.ノジマ 238,045 (単位:百万円)

9位.デンコードー 150,368 (単位:百万円)

10位.ベスト電器 127,018 (単位:百万円)

引用:ダイアモンド・チェーンストア

ヤマダ電機が強いですね~。確かに全国どこでも見かけます。

他は、地場によって大きく異なるイメージです。

ビックカメラは連結で大体9000億円に届かないくらいなので、それでもヤマダ電機には届かないんですね。

コジマが傘下に入ってるので、合併の流れはドラッグストア業界と似ていますよね。

ヤマダ電機は、もう住宅もやっているし、大塚家具も傘下に入れているし、電気屋のイメージでは無くなってきていますけどね、、笑

ビックカメラの事業概要について

ビックカメラの事業概要は、家電量販を店舗で展開している企業となります。

東京を中心とした都心部やターミナル駅周辺で大型店を展開しているのが主な特徴です。

反対にヤマダ電機は郊外にあるイメージですよね。

ここが家電量販店の中での「差別化」のポイントの一つですよね。

後は、店舗だけでなく、ECサイトでの販売も行ています。

傘下としては、ソフマップ、コジマ、ラネット、日本BS放送があります。ラネットは、国内通信事業者の携帯電話・通信サービスの販売及び代理店業務がメインの会社ですね。

ラネットは売上高1000億円以上と売上高に占める割合は、ソフマップ(400億超)、日本BS放送(100億超)よりは、大きいですね。

業績(売上高、営業利益、経常利益、純利益など)

簡単に業績も見てみます。

売上高に2013年あたりから徐々に徐々に伸びている形ですね。

コジマを傘下に入れたころから売上高が伸びたことが分かりますね。

それに伴い、営業利益、事業利益面も2020年のコロナ以前までは順調に成長しているように見受けられます。

引用:SBI証券

売上高への影響としては、やはりコロナウイルスでしょうね。

海外からのインバウンド需要というものが緊急事態宣言以降全くなくなっており、その面に関してはマイナスかと思います。

しかし、世界的にテレワークが普及したため、日本も急速にテレワーク需要が進んだため、ビックカメラも同様に売上に大きく寄与した影響があります。

また、非接触で購入できるので、インターネット事業は好調みたいです。

トータルで見ると売上高、営業利益含め、前年割れとなってしまっています。

コロナ問題が解消されれば、元に戻ってくると予想されますので、そこまで大きな心配は無さそうです。

配当金と株主優待について

ビックカメラは、配当金もありますし、何といっても株主優待がとても魅力的な企業となっています。

配当金について

配当金に関しては、2020年8月期の決算短信で、2021年8月期の予想配当が2円増の1株当たり15円と発表されました。

中間配当(2月)が5円、期末配当(8月)が10円となるみたいです。

引用:SBI証券

増配とは言っていますが、20円から減っているので、またもとに戻るまでもう少しかかりそうですね。

配当性向は、2020年8月度は、42%程度とむちゃくちゃ高くも無いので、まだ上がることは問題は無さそうですね。

配当利回りは、1.25%程度です。(※1株1200円時に15円の場合 (2020年10月))

株主優待について

ビックカメラの株主優待は手厚いことで有名ですよね。

私がビックカメラを購入した理由の一つが株主優待券欲しさです。。笑

ビックカメラの株主優待の詳細は以下になります。

<株主優待制度の詳細>

◆100株以上

基準日  ― 保有株式数に応じた株主優待内容    継続保有期間

2月末 ― お買物優待券2000円分

8月末 ― お買物優待券1000円分

◆ 500株以上

2月末 ― お買物優待券3000円分

8月末 ― お買物優待券2000円分

◆ 1000株以上

2月末 ― お買物優待券5000円分

8月末 ― お買物優待券5000円分

◆ 1万株以上

2月末 ― お買物優待券2万5000円分

8月末 ― お買物優待券2万5000円分

◇継続保有(長期保有優遇制度)

◆100株以上

基準日  ― 保有株式数に応じた株主優待内容    継続保有期間

8月末 ― お買物優待券1000円分 1年以上~2年未満

8月末 ― お買物優待券2000円分 2年以上

保有期間に応じた長期優遇制度があるのは良いですよね。1年に達していなくても、最低単元数の100株持っていれば、年間3000円分の買い物券がもらえます。

2年以上持っていると5000円まで増えます。

優待利回りは、2.50%程度です。(※100株120,000円時の場合 (2020年10月))

2年以上の長期保有での優待利回りは、4.16%程度です。

配当+株主優待の合計利回り

配当利回り1.25%+優待利回り2.50%(4.16%)となるので、

合計利回りで3.75%(5.41%)となります。

実際の配当ではなく、株主優待ではありますが、充分な高配当利利回りと戦える合計利回りかと思います。

株主優待券の使い方や使用期限・延長は?

株主優待はいつ届くのか、いつまで使えるのか?期限やコロナによる延長があるのかは気になるところですよね。

有効期限と発行日(お届け月)

まずは、有効期限(使用期限)です。

2月末日基準日(5月発行分)であれば、発行年の11月30日まで。

8月末日基準日(11月発行分)であれば、発行翌年の5月31日までとなっています。

まぁ、半年ですね有効期限は。

インターネットでの使用は?

※下記インターネット通販サイトで利用できます。
楽天ビック
ソフマップ楽天市場店
ソフマップPayPayモール店
ソフマップデジタルコレクション楽天市場店

店舗限定であれば、都心部に住んでいない人は必要ありませんが、インターネットで使用できるのは大きいですね。

店舗でも、ビックカメラ、コジマ、ソフマップどこでも利用できるようです。

ビックカメラの 今後の事業・業績予測について

ビックカメラは、コジマ等を傘下に業績を伸ばしています。

しかし、コロナの影響もあり、生活様式も大きく変わっていき、商品の購入方法も店舗よりインターネット通販を利用した購入に大きくシフトしています。

また、非接触(店員との接触)も求められていることの一つです。

このようなこともあり、今後の新生活様式で家電量販店のあり方も大きく変わる可能性はあるかもしれません。

しかし、大きく売り上げが減るというのは考えにくいので、合併等による業界再編はあるかもしれませんがビックカメラは比較的都心部店舗という差別化も出来ていますし、喰われる側ではないように感じます。

まずは、目先に見えてきた1兆円企業を目指して欲しいですね。

ビックカメラは買いなのか?今後の株価は?

私は、コロナによる株価暴落時の3月に800円台で購入しました。

100株は、死ぬまで持ち続けようと思って買いました、、笑

直近5年間のチャートを見ている限りは、1200円以下は割安ゾーンであるように見受けられます。

引用:SBI証券

PTS取引で10月6日の15時に決算速報で、前期経常利益を2.3倍に上方修正されました。

そうすると、PTSで1500円まで高騰したので、私は、100株を残し、残りは売却してしまいました。

総合合計利回りが、5%前後と考えると、キャピタルゲインで50%以上(10年分以上)を確保出来ると判断したためです。

引用:SBI証券

翌日はすぐに、1200円前後に戻りましたし、ラッキーだったと思います。。

ビックカメラの今後の株価は、成長性・売上高の増加次第だと思います。

既存店を伸ばしていくというよりは、さらに傘下を増やしていったり、インターネット販売であったり効率良く利益を確保できる構造を更に構築していってほしいです。

そうすれば、また1600-2000円と言うような株価を付けていくのではないでしょうか。

反対に下がるようでしたら、買い増し、新規に購入するチャンスではないかと感じます。

1株で長期保有優遇制度の権利を得られるかは分かりませんが、1株から保有していくという考え方も良いと思います。

そのような場合は、SBIネオモバイル証券LINE証券を利用してみてはいかがでしょうか。

単元株(100株)未満なので、1株からコツコツと買うのも一つの手です。

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それでは!

?参考記事?

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