どうも、イオンフィナンシャルサービスを7月に500株買ってしまった私(Twitter)です。
日経平均株価は、コロナ柯にも関わらず23000円台で高止まりしていますね。
安倍首相も病気を理由に辞められて、菅新政権となり、米国も大統領選挙が控えており、今後の株価が気になるところですよね。トランプ大統領もコロナ陽性になった影響も出るのでしょうか。。
今回は日本株のイオンFS(8570)の銘柄分析です。
私の今後の保有予定や配当が再増配の可能性・減配リスクについても考えていきたいと思います。
それでは、ゆっくり見ていきましょう。
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日本の高配当株を探索・スクリーニング
「高配当株」という単語は私も大好きで、いつも良い高配当株が無いか、探しています。コロナの影響でどの株価も大きく下がったものの、日経平均株価の回復とともに、ほとんどの株価が元に(3月以前)戻ってきた感じがあります。
その中でも、まだ戻り切っていないもの、反対に大きく下がっているものは無いか探していました。
その中で、6月ごろに探していた中で、イオンフィナンシャルサービス(8570)が3月以前に戻っていないことに気付きました。
確か1200-1300円くらいをうろちょろしていたのを覚えています。
ここで1200円をもし下回ることがあれば購入しようかなーくらいに考えていました。
2020年2月期の年間配当が68円でした。
そのため、1株1200円で購入した場合は、
68円/1200円で5.67%(税引前)とかなりの高配当です。
コロナ前の3月以前は、1800円くらいでしたので、戻る見込みがあれば有りだなと思っていた矢先でした。。。
2020 年7月8日にイオンFSから業績予想及び配当予想に関するお知らせが。。
購入を考えていた6月末かた7月初旬の頃でした。7月8日にイオンFSから配当予想(減配)が出てしまいました。
なんと68円から23円と大幅な減配でした。
これを嫌ったホルダーの方々が一気に売却に走った結果、一気に株価が下落し、1000円をさらに切り、一時800円以下、900円前後まで下落してしまいました。
私は1200円くらいで購入しようか思っていた矢先なので、持っていたらと思うとゾッとします。。
まぁ、恐らく、ナンピンし続けていたような気がしますが、、笑
さて、一番の心配は、23円に減配したとしても2%程度配当利回りはあるイオンFSですが、今後元の配当金額に戻る見込みがあるのか、株価の上昇の見込みはあるのかが気になる点です。
この点を中心に事業についてみていきたいと思います。
イオンFSの事業概要について
イオンFSは、イオングループの中で、総合金融事業の部門を担っている会社になります。
皆さまが良くご存じの「イオンカード」、「イオン銀行」とかですね。
国内での取り組みとしては、イオンカード等のクレジットカード事業、銀行事業(各種ローン)、電子マネー事業、保険代理店事業・少額短期保険事業、リース事業、サービサー事業と幅広くやられていますね。
海外でも主にアジアでも取り組まれているみたいで、 香港、タイ、マレーシアで上場をしているみたいです。
また、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、カンボジア、ミャンマー、ラオスとアジア10カ国で海外事業を展開しているみたいです。
てっきり国内だけの企業かと思っていました。。アジアにも展開していたとはさすがです。
事業は幅広いでが、金融系なので消費が落ち込むと影響をもろに受けやすいのは明らかですね。
業績(売上高、営業利益、経常利益、純利益など)
続いて、業績について確認してみました。
売上高に関しては、ここ10年ずっと右肩上がりでした。売り上げはコロナで影響はありますが、長期的には問題ない成長をしているように見受けられます。
経常利益、純利益に関しても、売上の増加に比例して、増加しているように見受けられます。
ただ、やはりコロナ柯ではもろに影響を受けており、売上高は2020年2月度と同程度を見込んでいるようですが、経常利益に関しては80%以上前期比より減少を予測しており、支店や加盟店の営業自粛した3-5月期が大きく影響し、国内外問わずなかなか利益の確保がうまくいかないようです。
観光業・航空会社とかもですが、やはり営業自粛した企業はもろにダメージを食らっていますね。
キャッシュフロー推移
キャッシュフローも基本的にはコロナ以前は問題なく、現金も増え続けているので問題はなかったと思いますし、営業CFはプラス、投資CF、財務CFはマイナスと理想的な形をとっているように見受けられます。
まぁ、今年度で大きくキャッシュも減るでしょうが、キャッシュリッチではあるでしょうからすぐに倒産するなんてことは無いかと思います。
配当推移
配当に関してもみていきます。
配当は2017年に66円から68円と 2円増配し、 4年間続いていたものの23円まで減配してしまったという流れでした。
その影響で株価も下がっています。
68円はやはり高配当ですし魅力的ですし、保有していた人も多そうですね。
イオンFSの株主優待
株主優待はイオンFSはありません。3-7%の優待カード(オーナーズカード)や自社ギフトカードなど美味しい株主優待があるのはイオン(8267)の方です。
イオンFSの今後の事業の業績について
業績予測についてIR情報から7/8の業績予想及び配当予想に関するお知らせや決算説明資料から今期、今後の事業の業績についてみてみました。
読んだところによると、売上高は回復していくだろうという見込み。
売上高(営業収益)
・緊急事態宣言や活動制限等の発令により、支店や加盟店が営業を自粛
➡取扱高は3月から5月中旬にかけては前期を下回る。
➡5月中旬以降は、取扱高が国内及び海外の一部の国においては段階的に回復
➡今期末までに前年水準までに回復することを見込む。
営業利益に関しては、貸倒増加に備えた引当金を保守的に計上していることが原因であり、一過性の費用のため、コロナが収束すれば問題ないかなと判断しています。
営業利益
・ 前連結会計期間を下回る見通し
➡国内において当第2四半期連結累計期間以降の貸倒増加に備えた引当金を保守的に計上していること
➡ 海外において中央銀行等当局からの要請に基づく支払猶予措置等により、当第2四半期連結累計期間以降の貸倒増加に備えた引当金を計上していること
➡ 現時点において、上記2点の費用は一過性のものであり、第3四半期以降は回復することを見込む。
・(×)海外における支払猶予措置等による返済緩和のへの対応は当第2四半期連結累計期間においても発生する
➡国際事業の当第2四半期連結累計期間の業績が現時点において見通せない
ただ、海外における支払猶予措置等による返済緩和のへの対応は少し読めない部分があるとのことです。
一時的にはしんどいですが、長期的に見れば、あまりネガティブな感じでは無さそうですね。
中長期的なイオンFSの取り組み
新型コロナウイルス禍の影響を受けた環境変化への対応として、タッチレス決済を早期に実現するとのことでした。
やはり非接触化というのはユーザーにとって大きなメリットですし、従来の店舗での対応だけでなく、非対面・非接触がこれからの新しい対応になっていくでしょうね。
タッチレス決済は国内だけでなく、国際的にも順次対応していくみたいです。
非対面は本当に一瞬でどの企業も進んでいきましたね。
ネット会議もWebでできますし、どんどん非店舗化が進んでいくでしょうね。
若い人には良いですが、高齢の方には少しきついかもしれませんが。。
その辺のサービスも利益面含め、バランスが大事になってきそうです。
審査の最適化も行うみたいです。本当新規の開設なんて、今時モバイル1本で十分だと思います。
電子署名、電子認証、AI審査が標準化していく新たな時代に突入ですね。
国が進めているDXにも絡んでくるでしょうし、どんどん便利な世の中に加速していってほしいです。
私がイオンフィナンシャルサービス(7580)を購入した理由
以上のことより、イオンFSは配当金も減配し、株価も大きく下落しましたが、中長期的な目線でホールドし続けていれば、株価も回復するのではないかと個人的には考えています。
配当金も戻れば、かなり良い利回りにもなります。
持ち続けても良いですし、ある程度キャピタルゲインも得られれれば売却しても良いかなと考えています。
数か月で戻るとは思っていませんので、のんびり放置して持ち続けていたいと思います。
投資方法・考え方は人それぞれですが、私は中長期的な目線で考えていきたいです。
それでは!